■プログラミングとは・・・
■プログラミングってなんだろう!
プログラムというと、運動会や発表会のプログラムを思い浮かべる人が多いかもしれませんね。それらの中には、運動会や発表会で予定されている内容や順序が書かれています。
同様に、コンピュータにおけるプログラムは、コンピュータにやって欲しいことを書いた手順書です。コンピュータは、プログラムがなければ何もやってくれませんし、プログラムに書いてあることしかやってくれません。
そして、このプログラムを書く作業をプログラミングと呼びます。
プログラミングするには、プログラミング言語を使います。人間同士が会話するのに日本語や英語といった言葉を使うのと同様に、人間とコンピュータが会話するのにプログラミング言語というものが用意されています。プログラミング言語には、ViscuitやScratchといったビジュアルプログラミング言語とJava、PythonやCといった数多くのテキストプログラミング言語があります。
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■今、プログラミングが注目されているのはなぜ!?
プログラミングというと、プログラマのためだけの特別なものだと思っていませんか。確かに、将来プログラマになろうと思っているなら、プログラミング・スキルを身につける必要があります。
しかし、プログラミングにはそれ以上の魅力があります。プログラミングの課程では、「考える力」「創る力」「伝える力」が必要だとされています。これらは子供たちが社会に出たときに必要となる基本的能力ですね。プログラミングを学ぶことによって、この基本的能力を身につけることができると期待されています。
社会で必要な基本的能力が身につくという点で、プログラミングはすべての子どもたちにとって役に立つものと言えるでしょう。世界の著名人もプログラミングの重要性について言及していますし、最近ではテレビでも取り上げられたりしています。 さらに、2020年度からは小学校でプログラミングの授業が必修化されることになったので、今後ますます注目されることになるでしょう。
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■プログラミング学習環境:
■ビスケット(Viscuit)
Viscuitは、幼児から大人まで楽しめるプログラミング学習ツールで、自分で描いた絵を「メガネ」を使って動かします。 インターネットにつながったPCやタブレットで手軽にプログラミングを始めることができます。
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■スクラッチ(Scratch)
Scratchとは、マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボで開発された子ども向けのプログラミング学習環境です。Scratchを使うことによって、まるでブロックを組み立てるように、簡単にプログラミングを楽しむことができます。
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■マインクラフト(Minecraft)
Minecraftは、子どもに大人気のサンドボックス型ゲームソフトです。その大人気のMinecraftをプログラミング環境につなぐことによって、プログラミング学習ツールとしても利用できるようになっています。
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■マイクロビット(micro:bit)
micro:bitとは、LED・ボタンスイッチ・各種センサーが搭載されたカードサイズのコンピュータです。専用のツールを使ってScratch感覚でプログラミングして、micro:bitを操作することができます。
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■プロセッシング(Processing)
Processingとは、Scratchと同様にマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボで開発されたプログラミング言語です。Scratchがビジュアルプログラミング言語であるのに対して、ProcessingはJavaやJavaScript等のテキストベースで記述するプログラミング言語です。ProcessingはJavaをベースにしていて、アニメーションを得意としています。比較的簡単にプログラミングできるので、Scratchを学んだ後、Java等の本格的言語を学ぶ上でのファーストステップとして適しています。
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■その他のテキストプログラミング
テキストプログラミングには、Webアプリで使われているJavaScript、Android系アプリでよく使われているJava、 iOS系アプリで使われているSwift、AIプログラミングとして注目を浴びているPython等、多くのプログラミング言語があります。
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■ロボットプログラミング
ロボットキットを組み立てて、プログラミングで操作します。
レゴのマインドストーム(Mindstorm)、アーテックのアーテックロボ(ArTec Robo)、ソニーのクーブ(KOOV)等があります。
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